2024/11/19JIMTOF2024②
2024年11月8日(金)JIMTOF2024 に見学に行ってきました。
気になった商材3点ご紹介させていただきます。
① 渋谷工業 SPF4125
1250 × 2550mmの加工範囲を持ち、2kWのファイバーレーザーを内蔵。レーザーガス不要で省エネ設計がされているため、ランニングコストが低く抑えられるのが特徴。加工テーブルへは四方(正面、両サイド、上方)からアクセス可能。
標準機能としてオートフォーカスが搭載されており、板厚や材質の変化にも自動で対応するため、操作が簡単で多用途に使える。さらに、エリアセンサや2種類のカメラ機能(スケッチ材サイズ測定機能、加工モニタリング機能)など、安心・安全に配慮された機能も充実しており、初めてレーザー加工機を導入する企業にとっても使いやすい仕様。
設置スペースが限られている場合や、厚板・薄板の幅広い加工が必要な場合に最適。
② エンシュウ WE30V E-loader仕様
E-loader仕様として自動化・高効率化に特化したマシニングセンター。E-loader仕様は、ローダーが機械本体に組み込まれているため、別途の専用設備やスペースを必要とせず、コンパクトで効率的な設置が可能。この一体型設計により、作業空間を節約しながらも高効率な自動化を実現。省スペース設計のため、従来のロボットアームなどを使用した自動化システムに比べ、限られた工場スペースを有効活用できます。狭いスペースで自動化を実現できるところが差別化ポイント。
③ 三菱電機 AZ600
1台で3Dプリンティングと従来の機械加工(切削加工)を同時に行うことができ、製造工程の一貫処理が可能。積層方向最適化による造形速度の向上しつつ、高精度・高品質の造形が可能。
IoT対応により、造形の進捗や機器の状態をリアルタイムで監視。
最新の切削加工技術や研削技術を駆使した製品が多く、産業のニーズに応える機械が展示されていました。工作機械が「工程集約」、「自動化」、「見える化」な方向に進化している様子が印象的でした。
ご不明点などございましたらお気軽にお問合せ下さい。